月餅専門店。月餅と杏仁酥(アンニンスゥー中華アーモンドクッキー)を作り続けて50有余年、和昌は、美味を追い続け今も尚進化を続けております。
 
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瀧 満里子−中国四方山話(よもやまばなし)

瀧 満里子−中国四方山話(よもやまばなし)

 

瀧 満里子−中国四方山話(よもやまばなし)

中国料理研究家で、弊社顧問の瀧 満里子
先生による中国四方山話。不定期にて連載予定です。


四月の四方山話(しがつのよもやまばなし)

桜前線がようやくささやかれる昨今となりました。ここ数年は温暖化に伴い"さくら"の開花時期が早まっていたのですが、今年は冬が長く桜の満開はちょうど4月の入学式あたりなのでしょうか。なつかしい昔の風景がかえってくるようですね。

そんな春は、秋の初秋、中秋、晩秋というような徐々に深まりゆく季節とは反対に春の日和(ひより)に酔いしれているうちにあっという間に過ぎ去ってしまうものですね。まさに散る"さくら"の様です。

それゆえ春を惜しみ、春が過ぎ去ってもその未練を飲食に残している様子が、清代にも伺えます。湖南省のある地区では3月最後の日に酒を酌み交わし宴を開き、これを「送春」といったようです。又、福建省の仙遊地区では3月の晦日(みそか)の夜に心ゆくまでお酒を飲んで音曲に興じ、これを「留春」といったとあります。

知ってか知らずか「日本中国料理サービス部会」にて3月28日の夜は、ホテルオークラ「スターライト」にて中国料理の勉強会が行われ、多くの会員の方々が、春を満喫され、思わずこの送春の飲食の風景を思い浮かべました。

桜はまだでしたが、帰りのおみやげに株式会社 和昌の「さくら月餅」の協賛は、(時を得た品物)有効的でしたね。



 

 

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